This so adorable...

日々起きること。

1歩目の次は2歩目。

思えば、すべては自分が望んでいることなのだと思う。

 

 

 

職場に彼女のためのアポ話をした日の夜、

あんなにもおびえ切ってしまった私だったが、3日後には平常を取り戻したのだった。

というのが、いつもと全く変わらない毎日に、

少しだけ驚いたのを覚えている。

誰も私のことに触れないし、彼女のことにも触れない。

みんなそれぞれ自分のことが忙しくて、私のことなんて全く気にしていない。

 

はじめが考えすぎだった、といえばそれまでだけど。

おどろいた、

同時に少しだけ、世の中に安心した瞬間だった。

私は、意外に自分に都合よい人間関係を構築できていたみたいだった。

 

 

 

だけど、この時のことが、

きっとカミングアウトにも大きな影響を与えたに違いないと自分で思っている。

 

 

 

私は、早い段階で彼女を親に紹介している。

親も彼女と話をしている。

もちろん、親はあのとき会った女性が私の恋人だなんて、あの瞬間は夢にも思っていなかっただろうけど。

 

しかし、私は彼女の親には会ったことがない。

写真は見たことがあるけれども、手紙を交換したけれども。

会話したことはない。

 

でも私は、彼女の職場の人には会ったことがある。

彼女がプライベートで付き合いのある人にも、次々に会っている。

彼女の知り合いたちに、どんどん、私の名が広まっていっている。

もちろん恋人としてではなく、仲良しの友人としてだけど。

 

しかし、私は彼女を自分の知り合いに会わせたことはない。

友達の写真は見せたことはあるけれど。

職場は見せたことがなかったし、

職場の人を、写真でも見せたことがなかった。

 

 

そんな私が、

親にカミングアウトする少し前に、彼女を私の職場に連れて行った。

休日の庁舎へ。

自分の働く場所を見せた。

その日、職員が休日にも関わらずいた。

 

だけど、同僚は彼女が誰か聞いてこなかった。

ニコッとしただけ。

 

これらの行動が、自分にとってどれだけ勇気が必要で、どれだけ緊張したことか。

そして、世の中がどれだけ自分に無関心なのか、

ホッとしたし、嬉しかった。

 

 

 

だから、言う勇気がモゾモゾしていたんだと思う。

いつかは言うべきだとは思っていたから。

ずっとカミングアウトについて考えていた。

 

だけど、カミングアウトしたあと1週間くらいは、

母親が無駄に話し掛けてくるようになった。

食事を、たくさん作るようになったり。

 

 

 ...。

結果、世の中より、家族の方が変化が大きくて恐ろしかった 笑;

だけど静かである。

今のところ静かである。

 

さすがに、母親と二人きりのときに、

ニュースでLGBTのことを急にしだしたときは、私は凍りついたけど。

母親は何も言わなかった。

 

静かである。

しかし母親の心のうちは、どうだろうか。

私は幼い頃から刀を振り回し、車大好き、

リカちゃん人形やシルバニアファミリーではなく、

〇〇レンジャーとかの変身おもちゃや、ロボットを欲しがり、

女の子ばかり家に連れて来て、

健診ではなぜか前立腺癌の発症率が一番高いとか言われ。

 

昔から、ちょっと女子的ではなかった。

それは母親もよくわかっているはずだ。

 

 

 

 

 

ふむ。

 

世の中にカミングアウトした時には、

大きな大きな変化が訪れるんだろうけど。

 

今は、そこまでする必要ないよね。