アクセス解析
カウンター

FEELのブログ。

世界に認められること夢見て、ふたりであることに取り組んでいます。私たちは同性カップルです。世の中に存在するには、私たちは抜き出すぎた杭になければならない。そう、周りの誰もが驚くほどに。「ちょっと、散らかっているでしょう?」 心の散らかり具合、半端ない。

自分が一番怯えていた場所で、一番恐れていた事を無意識で行った時、それは自分自身の「正義」以外何ものでもなかったのだけど。

 彼女のためだったら何だってする。

愛する人の頼みだもの、どんなことだってやる覚悟だった。

 

だけどやる内容については、少々条件があった。

その条件は「事が、私の職場に関係しないこと」。

私は自分が同性愛者であることは、職場に、また身の回りの人に知られたくありません。

人々の天の邪鬼というか、八方美人な面とか、私に向ける態度と、世の中に向ける態度が違う人々の様子を感じることは、私にとっては想像するだけで苦痛でしかなかった。

 

奇しくも、この記事を載せようかと編集していたころに某俳優が電撃的に引退をした。

海外に逃げて行ったことで「逃亡」と報道する機関もあったが、彼らはカミングアウトの恐怖を知らないのだ。

自分の大切な秘密を、身の回りの人に知られることの恐怖を、本当に知らないんだと思う。

普段周りに怯えて過ごしている人ほど、この悩みは大きいのではないだろうか。

 

怖い。

 

周りの態度が変わること、私のイメージが変わること、噂をされたくない、家族を否定されたくない、恋人を悲しませたくない。

いったい、カミングアウトをしている人は、どうやってこのハードルを飛び越えたのだろうか。いつも不思議だった。

 

あの時、私は彼女の仕事の手伝いをしていたのだ。

簡単にいえば、電話役である。営業のための手伝い。

とある理由があって、アポイントをとって、そこに会いに行く。

電話が苦手だという度々言う彼女をみかねて、私は、電話役をかってでた。

しかしこの電話役をやってみるとかなりの衝撃で、断られ、ふがいない対応をされ、早い段階で私の心は折れ曲がった。

仕事では電話を常々していたけれど、普段の自分の立場とは真逆になっていたのだった。というのが、“お願いされる”立場から、“お願いする”立場に。

“お願いすること”が、どれだけストレスな事か、私はこの時初めて感じたのでした。なかなか会うアポが決まらないことに、彼女はいらだち始めた。

“会うことの期限”も決まっていたから、心は穏やかではない。余計に私たちを焦らせた。

 

イライラする彼女に、私もイライラした。

普段がとても優しい人なだけに、突然キレたような態度をしたり、口調が強かったりする彼女に敏感に反応してしまい、電話が終わった後にため息をついたこともあった。

長年付き合っていたにもかかわらず、結婚してすぐに別れるカップルが世の中にいますよね。

きっとそういう時は、こういう相手の見慣れない態度のギャップにやられてしまうんだろうなってつくづく感じた。

私は結婚する前に気付けて良かったって、本当に思いました 笑

 

でもイライラしたって、お互い心がすり減るだけで、なにも改善しないんですよね。

 

いつもはラブラブなはずの電話でも、事がうまくいかないことへの疲れきった会話が増えた。

「大丈夫ってなかなか思えないね」そうポツリと言った彼女。

そっか、いつもは私が彼女に大丈夫、大丈夫って言って支えてきていたんだ。

今回は私が巻きこまれているから、なかなかこの言葉に行きつかなかったけれど、“大丈夫”は、私しか言えない言葉だ。

大丈夫、だから彼女に何とかして1件のアポを。

 

そう思った時、私は自分の職場を使うことを思いついた。

そして翌日には関係課に行き、アポの確約をとれる可能性を得たのである。

思いがけない急展開に彼女も私も、とっても喜んだ。

一番興奮していたのは、最前線で苦労して電話をかけまわっていた私自身だった。

だけど、喜びはつかの間。私はその夜、自分が想像もしていなかった恐怖と闘うことになる。

 

 

 

 

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ
にほんブログ村

もし生まれ変わっても、私はビアンだろう。でもその時の悩みはどう改善するかでなく、どう確立するかだと思う。

かれこれ10年以上、ネットの世界を時々見ている。

そこで思うのが、自分と同じ職業のビアンがいないこと。

「系」だと、今まで3人ブログでお目にかかったことがある。

でも全く同じ職業の方には気づいたことがない。

 

いつだったか、ビアンに人気職業ランキングというのを見たことがある。

医師、弁護士、公務員

これが上位3職種だった。

でもこの3職種を、ネットの世界でほとんど見かけたことがない。

おそらく、彼らは普段から自分を出して生きているのだと思う。

彼らは、何不自由なく今を生きているのだろうか。

 

私も、大方不自由なく生きている。

ただ。

仕事の面では、あまり未来が創造できないかな。

 

 

 

先日こんな記事を見つけた。

 

 

LGBT職員にも「結婚」休暇 千葉市、職員向け導入

日本経済20新聞 16/11/11 1:16

 千葉市は10日、性的少数者(LGBT)の職員が同性のパートナーと同居している場合、法律上の結婚(法律婚)や事実婚のカップルに認めているのと同じ休暇制度を利用できるよう、就業規則を改正すると発表した。来年1月に導入する。市によると、こうした取り組みは全国の自治体で初めてという。

 市によると、結婚休暇に当たる「パートナー休暇」の他、パートナーやその親族の介護のための休暇を付与する。

 申請には、パートナーの認知能力低下時に備えた任意後見契約を互いに結んでいることなどを示す公正証書と、住民票の写し、戸籍抄本の提出が必要。市は法律婚事実婚の職員が休暇を申請する際は、こうした書類の提出を求めていない。

 熊谷俊人市長は10日の定例記者会見で「LGBTなどマイノリティーの権利を保障する共生社会の実現を進めたい」と強調。手続きに差をつけた理由を「(休暇認定の)条件が安易と批判されるとかえって当事者が申請しづらくなると考え、証書などの提出を求めることにした」と話した。〔共同〕

 

最初に私が目にしたのは、官庁速報だった。

◎官庁速報 平成 28 年 11 月 21 日 時事通信社

詳しく書かれているので、官庁速報が見れる人は見てみてください。

 

 

 

一体、内部でどのような動きがあって、こんなことになったのか、

そこがすごく興味がある。

担当局長が同性愛者だったのか、議員の動きか。

じゃなきゃ、いくら大都市であろうとも、自然にこの動きにはならない。

驚いた。

 

でも、内部にいる同性愛者はどう思っているのだろう?

自分から、「同性愛者でパートナーがいます」ってカミングアウトをしている、またこれからすることになると思うけれど、

不安をどう改善させたのだろう。

言うのかな、黙っているのかな。

 

私が思うに、この組織は組織内に同性愛者が何人いるかの調査さえしていないと思う。

何かしらの圧力があり、東京オリンピックに向けて、また女性進出の一環での動きだと想像する。

でももし、組織内の調査をして、当事者たちのこころの準備も整ったうえでの制度であれば、

天晴れどころでない、ものすごい革新だ。

 

制度というのは、立ち上げるのは単一ベクトルでできる。

でもそこには方針や、ビジョンが必要だ。

単なる処遇改善ではなくて、職場の理解促進も同時に行ってくれていたらいいのだけれど。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ
にほんブログ村

寂しそうな目が気になったから。驚きでも、力強い眼差しは嬉しかった。

先日、新幹線のホームにいた。

少し時間をつぶそうと、次々と発車する新幹線を眺めていた。

 

すると、自由席に向かい全速力で走る3人の家族が前を通り過ぎた。

まずは黒髪にバッチリ化粧の30代女性と、この女性を追いかける6〜8歳くらいの男の子、あと10秒くらい遅れながらしかも大泣きしつつトボトボ走る3〜4歳の女の子、の3人。

既にホームでは発車する前の、ルルルルル....という音が鳴っている。

 

その家族らしき3人はホームに来ていた新幹線の自由席に乗りたいようだったけど、あいにくその日は利用者が多くて、自由席の入り口にはまだ入りきらない人が溢れていた。

母親らしき女性は2号車付近まで走って、乗れないのを理解し、振り返った時の顔がすごく焦っていた。

3号車の入り口に並ぶも、また2号車付近に行く。

その時「お近くのドアから〜」とのアナウンスが入り、乗り切れない人たちが、4、5号車に向けて走りはじめ。

母親と男の子も走り....

でも女の子は3号車前で大泣き 笑

どう見ても、女の子は走ったのと泣くことに疲れ切っている感じだった。

悲しそうな、本当に寂しそうな目をしていた。

 

母親も子どもの手を引く余裕がなかったんだろね。

 

立ち上がる私。

 

家族を眺めている間ずっと、ホームにはルルルルル...と発車する前の音がなっていて。

 

絶対、この新幹線遅れてるだろ。

 

そう思った時には、私は女の子を持ち上げていた。

おいでおいでと叫ぶ母親のところに、

「ほいっ(^^)」と下ろす。

持ち上げた瞬間に泣き止んでいた女の子。

降ろされ、振り返って私を見た。

目が合う。その目ははっきり私を捉え、力強くこっちを見ていた。

そして女の子は、

 

...ぅわーん!!!

 

と今までで一番の大声で泣いた 笑

その声も、すぐに扉が閉まって聞こえなくなったんだけどね。

 

 

 

子どもを連れて移動するのは、本当大変だと思う。

母親も、かなりパニックだったようだったし、もしかしたら新幹線に乗り慣れてないんだろうか。

 

そもそも私だって、

彼女に出会わなければ、年に1回乗るか、乗らないかというレベルだったと思うし。

 

女の子が、あのあと素敵な旅を過ごしてくれていたらいいな。

そして、新幹線を嫌いにならなかったらいいな。

 

 

 

 

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ
にほんブログ村